地震時には様々な方向から強い力が加わります。一般的な木造住宅や鉄骨造の場合、その外力が柱や接合部に集中してしまい建物全体が変形してしまう可能性があります。しかし壁式鉄筋コンクリート構造は、一体化した六面体で構成されているため、外力を面で吸収・分散します。過去、日本における大地震で鉄筋コンクリート住宅（RC住宅）は一軒も倒壊事例は無く、災害時に避難場所として指定されている公共機関や学校も同様の構造であることからもその強さは証明されています。

鉄筋コンクリートの一体化した強固な六面体で建物が作られているので地震などの不規則方向からの外力を吸収、分散し揺れも少なく優れた耐震性を発揮します。